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「アメ車」売れないのは日本のせいではない、米国市場のほうが閉鎖的

 トランプ大統領が「日本の自動車市場は閉鎖的」とし、日本でアメリカ車を売るのは不可能だと批判している。日本がアメリカに輸出する自動車の数に比べ、アメリカから輸入する数が少なすぎるのは「不公平」ということらしい。安倍首相の訪米を控え、日本政府はこの件で頭を悩ませているが、実は売れない原因は日本側ではなくアメリカ側にあると複数のメディアが指摘している。

 米商務省発表の2016年のモノの貿易収支(通関ベース)によると、日本に対するアメリカの赤字は、中国に次いで2位だ。2015年にアメリカに輸出された日本車は160万台以上だが、アメリカが日本で販売した自動車は1万9000台以下だという(ブルームバーグ)。これらの数字がトランプ大統領の発言につながっているようだ。

 多くのメディアがすでに指摘しているが、実は日本は輸入車に関税をかけていない。これに対しアメリカの輸入乗用車への関税は2.5%で、軽トラックにはなんと25%の関税が課せられている。