酔っ払い旅行者、ワニのいるプールに飛び込み腕を食いちぎられる

酔った勢いで、体長3メートルはあるとされる巨大ワニのいるプールに飛び込むという危険極まりない行為をした男性。ワニに襲われた男性は、腕を食いちぎられるも九死に一生を得たという。『Daily Star』『The Sun』などが伝えている。

 

ザンビアの首都ルサカに住むコリン・ミラーさん(21歳)は、ジンバブエで行われる友人の結婚式に招かれていたため数日前から現地入りし、レストラン「Victoria Falls Brewig Co.」で友人らと一緒に酒を酌み交わしていた。

 

酔っ払ったコリンさんは3月29日の午後9時頃、突然レストラン厨房の窓から出て、防御フェンスをよじ登り隣の敷地内のプールに飛び込んだ。そこには体長3メートルほどの3匹のナイルワニが飼育されており、飛び込んだコリンさんを餌と勘違いして瞬時に襲いかかった。

 

目撃者らによると、1匹のワニがコリンさんの腕を食いちぎり、もう1匹が頭部に食らいついて激しく揺さぶっていたという。頭部が食いちぎられる寸前のところで、そのワニがコリンさんの腕を食いちぎったワニの後を追いかけたため、コリンさんはかけつけた2人の男性になんとか救助された。

 

コリンさんを救ったのは、コリンさん同様に結婚式の招待客として来ていた男性とレストランで働いていたスタッフだった。勇敢な2人は、水中のワニがコリンさんの腕の奪い合いに夢中になっている間、血で染まったプールからコリンさんを引き上げ、フェンスの外へと移動させた。その後コリンさんはチノティンバ・メディカルセンターへと運ばれ、更なる治療のために救急ヘリにて南アフリカの病院へ搬送された。