炎天下の四川・成都、イケア店内の展示品でくつろぐ客が大量発生

f:id:arrata:20150804121848j:plain

近年、中国国内にある家具販売店チェーン・イケアの店内で客が展示用のベッドやソファで寝る現象がしばしば話題になっているが、四川省成都市にあるイケアでも最近、酷暑の影響もあってかこの現象が特に目立っているようだ。香港・東網が3日報じた。

公共スペースで居眠りしたり休憩したりする人を「〓睡族」(〓は足へんに曾)と呼ぶが、その大部分は家具売り場で見られる。店員の「邪魔」をするわけではないと思っているからかもしれないが、彼らはソファの上で携帯電話をいじったり、ベッドの上で寝たりと「悠々自適」に過ごしているのである。

ある市民の女性は「展示品を詳しく見たい、触って材質を確かめたいと思うと、決まって誰かが座っていたり寝転んでいたりする」と語り、「本当に品物を買うためにやって来た人にとっては、やっぱり不便」と不満をこぼした。